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15日付のNY1によると、今年最も人気のおもちゃ、スマートトイに、プライバシー侵害の可能性や安全面でリスクがあると、懸念の声が上がっている。
例えば、スマートトイ「私の友達ケーラ」は、インターネットと接続することで会話を楽しみ、一緒に遊ぶことができる。しかし、プライバシー侵害について情報を提供する非営利団体EPICは、「子どもがのぞきの対象になっている」と警告する。子どもとケーラの会話は録音され、インターネットを通じてテクノロジー企業、ニューアンス社に送られる。このデータが、同社の顧客である警察関係機関に横流しされる恐れがあるという。
さらに、こうしたおもちゃにスイッチが入ると、50フィート(約15メートル)以内にあるスマートフォンやタブレットが、ワイヤレスの近距離通信機能、ブルートゥースを経由して接続可能となる。同団体は、「これが悪用され、子どもが犯罪に巻き込まれる可能性がある」と指摘する。
これに対し、ニューアンス社は「個人のプライバシーは尊重し、きちんと対応している」と同社のブログに投稿した。このスマートトイを販売するジェネシス・トイ社からは、現在のところ対応策などは発表されていない。
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