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共同通信
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【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比29.79ドル安の3万5897.64ドルで取引を終えた。前日に大きく上げたIT関連銘柄が売られ、相場全体を押し下げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、385.14ポイント安の1万5180.44。下げ幅は9月28日以来、約2カ月半ぶりの大きさとなった。
前日の米連邦公開市場委員会は、2022年中に3回利上げする見通しを示した。米長期金利が上昇するとの見方が強まり、長期金利上昇時に割高感が意識されやすいアップルやマイクロソフトなどのIT銘柄の売りが膨らんだ。