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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は16日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ロシアがウクライナ国境付近で軍を増強している問題に関し、ウクライナへの侵攻は「制裁を含む大きな報いと厳しい代償を伴う」と警告する文書を採択、ウクライナに連帯を示した。
文書は、ロシアに対し迅速に緊張を緩和するよう強く要求。「ウクライナの主権と領土保全への完全な支持」を表明した。ウクライナとロシアをフランスとドイツが仲介する方式での交渉実現に向けた外交努力を支持した。
欧州で急拡大する「オミクロン株」への対応も議論、ワクチンの追加接種が「緊急かつ重要」との文言を文書に盛り込んだ。