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共同通信
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参院予算委員会は17日、岸田文雄首相と全閣僚が出席して2021年度補正予算案に関する2日目の総括質疑を行った。自民党の小野田紀美氏は、新型コロナの水際対策強化の一環として、空港検疫では陰性で、入国後に陽性が判明した人数のデータを公表すべきだと提案。首相は「国民の不安を取り除く面において大変重要だ」と述べ、検討する考えを示した。
子ども関連施策の司令塔となる新組織の体制について、首相は他省庁から移籍する職員数の合計を超える定数を設定し、将来的に機能強化を目指す考えを示した。
立憲民主党などは理事会で、建設受注統計の書き換えに関する集中審議を開くよう求めた。