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ドイツのベルリンで19日、買い物客や観光客でにぎわうホリデーマーケットに大型トラックが突っ込み、12人が死亡、少なくとも48人がけがを負った事件を、地元当局が意図的に人混みを狙ったテロだとみて捜査していることを受け、ニューヨーク市警察(NYPD)は20日、市におけるテロの脅威に関して、米メディアの取材に答えた。
NYPDテロ対策本部のジョン・ミラー本部長は同日朝、複数の米メディアの取材に対し、この時期の市には多くの人が集まっていることから、「警戒は解いておらず、今後も大勢が一斉に集まる場所などを中心に警備を配置する」とした上で、「ベルリンのような攻撃は、市では難しいと考えている」と述べた。大都会の市では、車両による道の混雑は、“日常の光景の一部”だ。本部長は、「これだけ混んでいると、単純に車両を武器とするだけのスピードが出せない」と説明した。
また、本部長は、市に対する直近のテロの脅威について否定したものの、「単独や少数で大型トラックをレンタルする者に警戒を強める」などの対策をもって、引き続き、テロとの戦いが続くことを示唆した。
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