トヨタ稼働停止、国内で6工場に

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共同通信
愛知県豊田市のトヨタ自動車堤工場の入り口に掲げられた同社のロゴマーク=20年4月

 トヨタ自動車は18日、12月の国内工場の一部稼働停止が拡大し、対象工場は2カ所増えて6カ所になったと明らかにした。既に対象となっていた工場の追加停止分を含めて影響台数は約8千台増えて、計約2万2千台になる。東南アジアの新型コロナに伴う部品調達難や半導体不足、国内の物流逼迫が要因だとしている。

 80万台程度とする12月の世界生産見通しや900万台とする2021年度の世界生産計画は維持する。今回の稼働停止拡大は「RAV4」「ハリアー」などの生産に影響する。

 新たに対象になったのは、高岡工場(愛知県豊田市)と豊田自動織機・長草工場(愛知県大府市)。