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共同通信
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国内外で核兵器廃絶を訴える24代目の「高校生平和大使」の結団式が18日、広島市で開かれた。19都道府県から公募で選ばれた生徒らが集まり、「私たちは微力だけど無力ではない。平和活動のバトンをつなごう」と決意を新たにした。
平和大使の活動は1998年に開始。被爆地の広島、長崎両市民らでつくる主催団体は今年7月までに、過去最多の35人を選んだ。
大使は1年交代。例年、軍縮会議の舞台となるスイス・ジュネーブの国連欧州本部を夏に訪問していたが、今年は新型コロナの影響で2年続けて渡航を断念した。結団式も延期になり、地元で署名集めやオンライン交流会に取り組んできた。