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共同通信
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死者24人を出した大阪市北区のビル火災を受け、金子恭之総務相は19日、全国の消防に対し、雑居ビル約3万棟に立ち入り調査し、結果を報告するよう要請したと明らかにした。報告を踏まえ、有識者検討会で再発防止策をまとめる。
調査の対象は、大阪市のビルと同様に階段が一つしかなく、診療所や飲食店など不特定多数が出入りする施設が3階以上に入居するビル。避難経路が確保されているかどうかなどを調べる。
金子氏は、視察先の熊本県で報道陣に「多くの方が避難経路を失い、逃げ遅れたと考えられる。結果を踏まえて対応を検討したい」と述べた。