CDやコンピューター、電子機器を販売するロウワーマンハッタンにある老舗メガストアJ&Rミュージックワールドが、10日をもって閉店した。同店のウェブサイトによると、閉店は改装のための一時的なもので、来年再オープンする予定であるという。
同店は1971年にレコード店として地下にオープンしたが、その後、シティホール公園の向かいの1ブロックにまたがる巨大店舗へと拡大し、電化製品を中心にあらゆる商品を扱うようになった。また、ロウワーマンハッタンの観光名所のひとつとして、地元民だけでなく観光客にも愛されてきた。
同店を経営するジョー・フリードマンさんと妻で共同経営者のレイチェルさんはウェブサイトに、「43年の間にミュージックシーンやビジネスの形、テクノロジーに大きな変化がみられたが、ロウワーマンハッタン周辺も劇的に変わった。今回の改装により、同店が今までに見たこともないようなコンセプトを持った社交の中心地となれれば」と綴っている。
新店舗はガラス張りの6階建てビルになる予定で、フリードマンさんは、来月になればさらなる詳細を発表できると付け加えている。