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共同通信
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【イスラマバード共同】イスラム協力機構(OIC)は19日、臨時の外相会議を開き、イスラム主義組織タリバンが政権を樹立したアフガニスタンへの人道支援について話し合った。米国などの制裁でアフガン経済は危機的状況にあり、パキスタンのカーン首相は「このままでは大混乱に陥る」として各国に迅速な対応を求めた。
パキスタンやイランなどのアフガン周辺国は、人道状況の悪化による難民流入や過激派によるテロの拡大を警戒している。パキスタンの首都イスラマバードで開かれた臨時会議では、アフガンへの食料や経済の支援策を協議。タリバン暫定政権のムッタキ外相も出席した。