G7外相、香港選挙を非難

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共同通信

 【ロンドン共同】日米欧の先進7カ国(G7)外相は20日、親中派が議席をほぼ独占した香港立法会(議会)選挙を受けて共同声明を発表し、選挙制度の民主主義的な原理を侵すものだとして「深刻な懸念」を表明した。香港の自由や基本的権利を尊重し、権利擁護に努める市民らへの不当な迫害を終わらせることも求めた。

 これとは別に、米英豪とカナダ、ニュージーランドの5カ国外相も「香港の自由を弱体化させる行為」だと非難する同様の共同声明を出しており、民主主義国が結束し中国に圧力をかけた形だ。