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共同通信
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【ブリュッセル共同】オランダからの報道によると、ウクライナ上空で2014年7月にマレーシア航空機が撃墜され、乗客乗員298人が死亡した事件の公判が22日、オランダ・アムステルダム近郊の裁判所で開かれ、検察側は地対空ミサイルを配備したなどとして殺人罪に問われた元ロシア大佐ら4人の終身刑を求刑した。
AP通信によると、判決は早くても来年9月以降になる見通し。ロシア政府は被告らを引き渡さず、4人は公判を欠席している。
検察側は撃墜について「298人全員の命を残酷に奪い、遺族らに信じ難いほど深く取り返しのつかない苦しみを与えた」と指摘した。