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共同通信
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岸田文雄首相は23日、与党との政策懇談会に出席し、2022年度当初予算案について「成長と分配の好循環による新しい資本主義を実現するための予算だ。年明けの国会で速やかな成立をお願いしたい」と述べた。一般会計の歳出(支出)総額は過去最大の107兆6千億円。政府は与党の了承を得て、24日に閣議決定する。
懇談会は首相官邸で開かれ、自民党の茂木敏充幹事長、公明党の山口那津男代表らが参加。岸田氏は「成長戦略として過去最高の科学技術振興費を確保した。分配戦略として介護、保育、幼児教育などで働く方々、コロナ対応を担う看護職員の給与を恒久的に3%引き上げる」と説明した。