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共同通信
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天皇、皇后両陛下と秋篠宮さまは23日午前、88歳の米寿を迎えた上皇さまにお祝いのあいさつをするため、東京・高輪の仙洞仮御所を訪問された。約40分間滞在し、仮御所の広間で上皇后美智子さまも交えて和やかに懇談した。
両陛下は午前11時前に車で仮御所に入った。沿道には近くの住民ら200人以上が集まり、両陛下は車の窓を開け、手を振って応じた。
これに先立ち、上皇ご夫妻は宮内庁の西村泰彦長官や、側近部局の職員らから祝賀のあいさつを受けた。西村長官は同日の記者会見で、上皇さまの様子を「お元気そうでした。来年が良い年であるように、という言葉を頂いた」と述べた。