中国・西安でロックダウン

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共同通信

 【北京共同】中国陝西省の省都・西安市で新型コロナウイルスの感染が広がり、同市は23日から事実上のロックダウン(都市封鎖)を開始した。住民約1300万人に自宅待機を求め、移動を制限。大規模なPCR検査を実施し、感染の封じ込めを急いでいる。

 中国メディアによると、西安市では最近、ネズミが媒介するハンタウイルスに感染して発症する出血熱も相次いで確認されている。当局は二つのウイルスの感染拡大に神経をとがらせている。

 新型コロナの感染は9日ごろから拡大。新華社電によると、同日から23日午後1時(日本時間同2時)までに計234人の感染が確認されている。