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共同通信
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【パリ共同】24日付のフランス紙ルモンドは、マクロン大統領や欧州各国に北京冬季五輪の外交ボイコット実行を訴える文化人らの寄稿を掲載した。哲学者パスカル・ブリュックネール氏や映画監督レオス・カラックス氏ら約30人が名を連ね「国民の一部を破滅させつつある犯罪国家が開くスポーツの祭典を祝うことはできない」と訴えた。
マクロン氏は今月、外交ボイコットについて「ほんの小さな象徴的な措置」と発言し、消極的な姿勢を表明した。寄稿は、中国政府が米英などの外交ボイコット決定に対し「激怒している」と指摘し、マクロン氏の見方に反論した。