ニューヨーク補習授業校 The Japanese Weekend School of NY

校長 川﨑 淳一郎

校長 川﨑 淳一郎

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 本校では、LI校とW校、2校に約600名の子ども達が、学習や行事等を行っています。教育目標、「日本文化を身に付けた個性豊かで、広く物事を考えて自ら実践する人間の育成」を目指し、本校の教職員一同は、よりよい教育環境創りに努めています。子ども達は、平日、現地校の学習を続けながら、土曜日に補習授業校に通い、日本語での学習と両立させています。また、教科の学習だけでなく、保護者会のご支援のもとに、運動会、七夕、もちつきなど、日本の学校文化及び伝統文化や行事等に触れる機会を大切にしています。本校で学ぶ意義、「一人ひとりの違いやよさを認め、心身共にバランスのよいグローバルな人材を育てる教育」を共に考え、実行し、やり遂げる体験を将来に生かすよう導いてまいります。

 

LI 校保護者会長 山崎 里香

 LI 校保護者会長 山崎 里香

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。

 LI校保護者会は、子供達の学校生活をより充実したものにするため、学校と協力し様々な活動をしています。保護者会に参加する事で、学校と保護者の距離を縮め、他の保護者や子供達と関わる事で共通した理解、価値観を得る事が出来ます。例年行われてきた全校生徒参加の運動会、秋祭りや餅つき大会、図書の貸出も含め、子供達の笑顔の為、将来のグローバル人材の育成の為、今年は安全対策も考慮した上で再開する事に尽力します。

 

W校保護者会長 瀬来 毅彦

W校保護者会長 瀬来 毅彦

 W校保護者会では、COVID-19は全てをゼロベースで見直す機会であると考え、今こそ風通しの良い保護者会を作ろうと組織改革を全力で行ってきました。データに基づく組織改革をすべく、保護者会執行部では統計モデルを使い、2030年までに生徒・児童数は30%近く減少することを基本ケースのシナリオとしました。これを基に未来のW校の児童・生徒のために自由に思い切り活動できる組織作りを、今作ろうと日々努力をしております。

 

LI 校 生徒会長 サリバンクリストファー 光博

LI 校 生徒会長 サリバンクリストファー 光博

 このオンライン活動で、バイリンガルな仲間と共に精神を乱さず、進歩していけることは、補習校生徒ならではの特徴です。コロナ禍の嵐の中で生徒会会長を継いだ僕は、不安で溢れていました。しかし、企画考慮に取り組んでくれた生徒会役員、そしてその企画で意外な一面を見せてくれた生徒一同は、この嵐を乗り切る力の糧となります。これからも、挫けない生徒の精神が、生徒会を導いてくれると信じております。

 

W校 生徒会長 井澤 幸平

W校 生徒会長 井澤 幸平

 オンライン授業から対面授業へ復帰し、共にパンデミックという過酷な挑戦を戦い抜いた仲間と久々に対面して再会を喜びました。一週一週が貴重に感じます。運動会やのみの市などの行事も、コロナ感染対策をしつつ無事開催でき、少しずつですがコロナ前の日常を取り戻しつつあります。規制の多い現在ですが、残り少ない貴重な時間を中高等部の仲間と共に大切に過ごして行こうと思います。