愛する人なきXマスつらい

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共同通信

 【ロンドン共同】英国のエリザベス女王(95)は25日、クリスマス恒例のメッセージ動画を公表し「クリスマスは、愛する人を亡くした人々にとってはつらいものになることもある。特に今年、私はなぜそうなのかを理解した」と述べ、今年4月に死去した夫のエディンバラ公フィリップ殿下に思いをはせた。

 殿下は女王と70年以上寄り添ってきた「おしどり夫婦」で、今年は女王にとって殿下のいない初めてのクリスマスとなった。濃いピンク色の衣装を着た女王は「今年は親しんできた笑いが一つ欠けている」と語った。