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共同通信
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島での対処能力向上が目的だとして政府が11月、海上保安庁や警察、自衛隊と実施したと発表した共同訓練が、他国による沖縄県・尖閣諸島占拠を想定していたことが分かった。訓練場所には、海岸線の形状や急峻な地形が尖閣諸島・魚釣島に似ているとして長崎県五島市の無人島・津多羅島を選んだ。複数の政府関係者が26日明らかにした。長崎から離れた管区外の第11管区海上保安本部(那覇)や沖縄県警の離島専門部隊が参加した。
海保と警察、自衛隊による共同訓練を内閣官房が発表したのは初。武力攻撃かどうか判別が困難な「グレーゾーン事態」に備え、自衛隊と海保などとの連携を強化する狙い。