ブルックリン発の人気スニーカー 150万ドルの資金調達に成功
ブルックリン区ウィリアムズバーグ生まれのスニーカー・ブランド、「グレイツ(Greats)」が15日、150万ドルの資金調達に成功したことを明らかにした。
グレイツは昨年8月の創業後、わずか2カ月で2400足ある在庫をウェブストアのみの販売ですべて売り切り、生産量拡大に向けて資金調達に踏み切った。
同社が提供するスニーカーは現在、「ロワイヤル」と「ウィルソン」の2種類のみ(それぞれ3色ずつ展開)だが、人気歌手のカニエ・ウエストさんも大ファンというこだわりのデザインが、人気を呼んでいる。
創業者の一人であるライアン・バベンツィアンさんはニューヨーク市出身で、K-SWISSやプーマなどの大手スニーカー・メーカーで20年の経験を積んだ後、「ブルックリン生まれの初のスニーカー・ブランドを創業する」という夢を叶えた。
今回の資金調達についてバベンツィアンさんは、「グレイツは、ブルックリンのブランド。資金調達の多くも、同区の人々からだった」と話している。
資金提供者には、米アメリカン・フットボール(NFL)のエイドリアン・ウィルソン選手をはじめ、多くの個人投資家が含まれているという。
グレイツは今回集まった資金をもとに在庫を補充し、ウェブ上での販売を拡大する計画で、新規採用も行う予定だとしている。
詳細は、greatsbrand.comを参照。