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共同通信
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「桜を見る会」前日の夕食会費用補填問題を巡り、東京地検が安倍晋三元首相を再び不起訴としたことを受け、告発した市民団体が28日、声明を発表し「おざなりな再捜査による結果と言わざるを得ない」と批判した。
声明では、安倍氏らの不起訴を不当とした7月の検察審査会の議決を踏まえ、特捜部は強制捜査などをする必要があるのに、そうした形跡が見られないとした。
後援会の収支報告書の繰越金を巡る政治資金規正法違反容疑が不起訴となったことには、検察審査会に審査を申し立てる意向を示した。