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共同通信
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【北京共同】中国国営の中央テレビは27日、2021年の十大ニュースを発表した。国際部門の8位に東京電力福島第1原発の処理水問題を挙げた。他に新型コロナウイルス流行などが並んだ。
中央テレビは、処理水の海洋放出方針が「国際社会の一致した反対に遭った」と批判した。新型コロナ流行は国際ニュースの2位で、米国を念頭に「ウイルス起源調査の政治問題化が全世界の感染症対策を脅かした」と非難した。
国内ニュースの1位は7月の共産党創建100年で、国際ニュースの1位は習近平国家主席が繰り返し言及している「人類運命共同体」の推進だった。