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26日付のクレインズ・ニューヨークによると、ドナルド・トランプ大統領が25日、メキシコとの国境に壁を作るという大統領令に署名したことを受け、ニューヨーク州議会のニリー・ロジック下院議員は26日、壁の建設に関わった業者に制裁を加えるとする法案を提出した。
同法案は、連邦政府によるメキシコ国境での壁建設工事を請け負う業者のリストを作成し、これらの業者に、今後、公共事業の発注や投資を行わないことを州に命じるというもの。州は定期的に、かなりの量の契約を民間業者に発注し、数十億ドルを年金基金に投資しているが、既にイランと商取引を行う業者やイスラエルへのボイコットに加わる業者への契約や投資に対する規制を定めている。同議員は、「州内で最も多様性に富んだ地域を代表する者として、移民のコミュニティーを支持することへの強い思い入れがある」と述べた。
民主党が過半数を占める下院での同法案の可決は現実的でも、共和党が過半数を占める上院では難航が予想される。
アンドリュー・クオモ知事やエリック・シュナイダーマン州検事総長など、州の民主党議員は同法案以外にもトランプ政権の提案や方針に対抗するいくつかの措置を発表している。
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