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共同通信
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天皇陛下は1日、新年に当たり、国民に向けたビデオメッセージを、宮内庁を通じて公表された。新型コロナウイルス禍が続く中で「私たち皆が、人と人とのつながりを一層大切にしながら、痛みを分かち合い、支え合って、この困難な状況を乗り越えていくことを心から願っています」と語った。メッセージは、中止になった2日の新年一般参賀に代わる対応で2年連続。
陛下は新型コロナで亡くなった人々に哀悼の意を表し、お見舞いを伝えた。ワクチン接種や国民の努力によって、感染状況は落ち着きを見せているとした一方で「オミクロン株という新たな脅威にも直面しています」と警戒を呼び掛けた。