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共同通信
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3日午前8時50分ごろ、富士山御殿場口9合目付近で男性が遭難しているのを、静岡県警御殿場署の山岳遭難救助隊員が発見。ヘリコプターで病院に搬送したが、同日午後、死亡が確認された。同署は登山道から滑落したとみて身元や経緯を調べている。
2日午前、男性が遭難しているのに気付いた登山客が119番した。同日夜に捜索をいったん打ち切り、3日早朝から再開。発見時、既に意識はない状態だった。
「富士山における適正利用推進協議会」によると現在富士山は閉山中。協議会のHPでは、積雪期は遭難のリスクが極めて高く、7合目以上で「転倒やアイスバーンで滑落の恐れがある」としている。