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共同通信
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中堅航空会社のスカイマークの営業損益が昨年12月に単月で黒字に転じたことが4日分かった。単月黒字はコロナ禍の影響が出る直前の2020年初頭以来、約2年ぶり。札幌や羽田、神戸、福岡、那覇空港の発着便を中心にビジネスや観光客の動きが活発になり、帰省客を含めた搭乗率が8割前後と、コロナ禍前の水準に回復したようだ。
国内線の回復が鮮明になってきた。搭乗率は20年2月が約80%だったが、4月は約26%に急降下した。GoToトラベルの恩恵を受けて一時は60%超に回復したが、単月の黒字には至らなかった。緊急事態宣言解除後の昨年10、11月は約65%だった。