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共同通信
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【イスタンブール共同】トルコに住む亡命ウイグル族ら19人が4日、中国の新疆ウイグル自治区で住民の人権が迫害されているとしてジェノサイド(民族大量虐殺)や人道に反する罪で、習近平国家主席を含む中国の政府当局者ら112人をトルコ検察に告発した。
トルコ検察が実際に捜査に乗り出すかどうかは不明だが、2~3月開催の北京冬季五輪・パラリンピックを前にウイグル問題を国内外に訴える狙いがあるとみられる。
19人はウイグル族の116人が現在も収容施設で迫害されていると訴えている。支援する弁護士は「ジェノサイドを止め、犯罪者たちは罰せられなければならない」と強調した。