コロナ入院患者が1万人超え NY州、20年5月以来

 

 

コロナ入院患者が1万人超え

NY州、20年5月以来

 

新型コロナ・オミクロン株の患者の治療にあたる医療現場(Photo:米国保健社会福祉省(HHS)の公式ツイッター(@HHSGov)より)

 

 ニューヨーク州内のコロナによる入院患者数が4日、2020年5月以来初めて1万人を超えた。同日、ニューヨークポストが伝えた。
 米疾病予防対策センター(CDC)は、同州のコロナ患者の99%が感染力の強いオミクロン株に感染しているとの見解を発表。ホークル知事は声明文で「入院しないためにはワクチンとブースター接種で自衛すべきだ」とコメントし、「マスクも忘れないように。体調が悪い人は自宅待機をして欲しい」と呼びかけた。
 州の医療関係者によると4日現在、コロナによる入院患者は1万411人。3日だけでも1758人が新たに入院した。そのうち1300人以上が集中治療室に入り、625人は気管挿管された重篤患者だ。自動車事故で担ぎ込まれた緊急治療室でコロナ感染が判明する場合もある。ホークル氏は「明確なデータがないというのが現実。ニューヨーカーにはこの事実を知ってもらいたい」と訴えた。新たに99人の死亡が報告され、これでコロナによる同州の死者数の累計は4万8798人になった。
 州内では同日5万3276人の陽性が判明。陽性率は22.5%。ニューヨーク市内では同日までの過去7日間平均で住民10万人に対し439人がコロナに感染し、陽性率は21.7%となっている。市内5区ではブロンクス区が28%で最も高い。

 

ホークル知事の公式ツイッター(@GovKathyHochul)より


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

 

タグ :