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共同通信
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松野博一官房長官は6日の記者会見で、北朝鮮が5日に発射した飛翔体について弾道ミサイルとの認識を示した。北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重に抗議し、強く非難したとも明らかにした。「国連安全保障理事会決議に違反するもので、極めて遺憾だ」と強調した。
岸信夫防衛相は6日、極超音速ミサイルの発射実験を行ったとの北朝鮮側の報道を受け「これまで北朝鮮により発射されたことのない新型弾道ミサイルだと考えている」と記者団に述べた。
岸氏は、通常の弾道ミサイルよりも低い最高高度約50キロで飛行し、飛行距離は通常の軌道だとすれば約500キロとみられると説明した。