カザフ情勢懸念、自制要求

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共同通信
EUのボレル外交安全保障上級代表(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】デモ隊が暴徒化し、武力鎮圧されたカザフスタン情勢を巡り、欧州連合(EU)や国連、英国などは6日、相次いで声明を出し深い懸念を表明、全ての当事者に暴力行為の自制を求めるなどした。

 EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表はツイッターで「深い懸念」を表明。市民の権利と安全を保障するよう訴え、危機の解決に取り組む用意があると強調した。また、ロシアを念頭に「外部からの軍事支援」へ警戒感を示した。

 バチェレ国連人権高等弁務官も全当事者に暴力行為の自制を求め、平和的解決を模索するよう促す声明を出した。