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共同通信
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【モスクワ共同】燃料価格引き上げに抗議するデモが暴徒化した中央アジア・カザフスタンの治安機関、国家安全保障委員会は8日、同委員会のマシモフ前議長を国家反逆の容疑で拘束したと発表した。一連の暴動の責任を問われたとみられる。インタファクス通信などが伝えた。
一方、ナザルバエフ前大統領の報道官は8日、ナザルバエフ氏が首都ヌルスルタンにおり、トカエフ大統領を中心に団結するよう国民に呼び掛けたと表明した。デモの暴徒化以来、動静が伝えられたのは初めて。
国家安全保障委員会はテロ対策などを担当する旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後身組織。