給与・福利厚生の動向を発表 米国に進出する日系企業

 米国にてグローバル人材の紹介や採用コンサルティング、アウトソーシングサービスを行うPasona NA, Inc.(パソナNA、本社:ニューヨーク)はこのほど、米国に進出している日系企業の現地社員の給与・福利厚生に関する動向をまとめた「2014年度 在米日系企業における現地社員の給与・福利厚生に関する調査」の結果を発表した。
 これによると、企業の2013年度平均昇給率実績は2.88%であった。これは前年度実績の2.86%と比べると0.02ポイント増。また14年度予測昇給率は3.34%という結果になっている。
 ボーナスの平均支給額は年間基本給に対し、管理層で14.88%、スタッフ層では9.19% となっている。これは前年度と比べると管理層は1.56ポイント増、スタッフ層は0.1ポイント減という結果になっている。
 2013年度の職種別の年間給与の支給額は、財務が8万1680ドルでトップで、ITエンジニア(7万ドル)、営業(6万6000ドル)、エンジニア(6万5000ドル)がこれに続いた。