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共同通信
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体操ニッポンのエースとして2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪で男子個人総合2連覇などを成し遂げた内村航平(33)=ジョイカル=が現役を引退すると11日、所属事務所が発表した。新型コロナウイルス禍で1年延期となった昨夏の東京五輪は両肩痛の影響で種目別の鉄棒に絞り、4大会連続出場を果たしたものの予選落ち。昨年10月に出生地の北九州市で行われた世界選手権では6位に終わっていた。
計6種目で争われる個人総合では無類の強さで五輪と世界選手権を合わせて8年連続世界一に輝き、08年全日本選手権から17年NHK杯まで国内外の大会で40連勝も記録した。