ニューヨーク市立大学(CUNY)が無料で提供する、市民権および移民法に関する相談ホットライン「シチズンシップ・ナウ」が、ことしも始まった。5月2日までの期間中、移民が市民権を取得するのに必要な条件などを質問することができる。
この種のサービスでは全米最大規模の同ホットラインは、移民法に関する情報をもっとも必要とする人々に秘密厳守で無料のサービスを提供するため、CUNYと地元紙デイリーニューズが共同で2004年より毎年行っている。
訓練された400人以上のボランティアが移民法に関する質問に電話で対応する同サービスには、これまで約12万4000人がアクセスしている。また英語が話せない相談者に対応するため、スペイン語、中国語、ロシア語、韓国語、イタリア語、フランス語などを話すボランティアも常駐する。
オバマ政権の優先政策課題のひとつである移民法改正法案の行く末を懸念する移民らにより、ことしの相談件数は過去最多になると予測されている。
受付時間は午前9時から午後7時まで、ホットライン番号は646-746-9636。
詳細は、www.cuny.edu/citizenshipnow/call-inを参照のこと。