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共同通信
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内閣府が11日発表した2021年11月の景気動向指数(15年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比3.8ポイント上昇の93.6となり、2カ月連続で改善した。基調判断は「足踏み」で維持した。自動車部品の供給不足が緩和され、自動車生産や出荷が引き続き回復した。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、消費関連の指標が上向いたことも寄与した。
数カ月先の景気を映す「先行指数」は前月比1.5ポイント上昇の103.0で、一致指数と同様に2カ月連続の改善となった。