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共同通信
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【ニューヨーク共同】11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比183.15ドル高の3万6252.02ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めへの過度な警戒感が後退し、買いが優勢となった。
FRBのパウエル議長の議会証言が市場関係者の注目を集めた。金融引き締めを巡る発言は想定の範囲内だったとの受け止めが広がり、米長期金利の上昇が一服。金利上昇時に売られやすいIT株が買い戻され、相場を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、210.62ポイント高の1万5153.45。