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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日、物価高の抑制に必要となれば積極的な利上げに踏み切る考えを表明した。裾野の広い労働市場の改善を促すには物価の安定が不可欠だとした上で「高インフレは最大雇用の達成に向けた深刻な脅威だ」と強調した。
議会上院の再任公聴会で「物価上昇が予想以上に長引き高水準になれば、時間をかけてより多く金利を引き上げる」と述べた。今年中に利上げや保有資産の圧縮を含む「金融政策の正常化への道に取り組む」と語った。