制限緩和、3回接種条件を検討

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共同通信

 山際大志郎経済再生担当相は12日、日本記者クラブで記者会見し、新型コロナウイルスのワクチン2回接種か検査の陰性証明のどちらかを提示することで行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ制度」について、3回接種を条件にする可能性に言及した。「オミクロン株」は2回接種後の感染事例が相次いでおり、制度を見直して実効性を高める狙い。

 山際氏は、オミクロン株は2回接種では感染を防ぎづらい一方で、3回目を行った場合は発症予防効果があると指摘し、「3回目をしたことをもって、ワクチンを接種したというふうにしていくこともあるのかもしれない」と述べた。