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共同通信
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2016年に長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス転落事故から6年となった15日、現場には遺族とともに、国土交通省や日本バス協会、日本旅行業協会の職員が一堂に会し、「安全安心なバス運行を誓う集い」を開いた。事故の風化と再発を防ぐため、立場を超え力を合わせようとする初会合となり、遺族は「事故を忘れない第一歩」と決意を示した。
会合の後には、参加者が現場付近に建立された慰霊碑「祈りの碑」を訪れ、黙とう。事故の再発防止への誓いを新たにした。「集い」は今後も定期的に開催する予定で、啓発活動をしながら、事故の教訓を伝えていく。