接種なら将来入国特例「検討」

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共同通信
オーストラリアのモリソン首相=6日、キャンベラ(ロイター=共同)

 【メルボルン共同】オーストラリアのモリソン首相は17日、国外退去処分になったテニスのジョコビッチ選手が新型コロナウイルスワクチンを接種すれば、2023年以降の全豪オープンに出場するための入国を特例で許可することが政府内で「検討されるだろう」と述べた。ラジオ局とのインタビューで語った。

 オーストラリアの法律は、国外退去処分を受けて以降3年間は「特定の状況」を除いて査証(ビザ)発給を受けられないと定めている。

 モリソン氏は「3年という期間があるのは確かだが、適切な状況であれば復帰の機会はあるし、その時に検討されるだろう」と話した。