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共同通信
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第208通常国会が17日召集され、岸田文雄首相は就任後初めての施政方針演説を衆院本会議で行った。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染急拡大を受け、コロナ対応を政権の最優先課題とし、早期克服に「全身全霊で取り組む」と表明した。6月をめどに感染症法の在り方を含む中長期的な対応を取りまとめる方針を示した。経済社会全体の大変革による脱炭素社会の実現や、核なき世界を目指すための「国際賢人会議」創設も打ち出した。
コロナ対応に関し、今後は国内対策に重点を置き、オミクロン株の特性を踏まえ、重症者を中心とした医療提供体制を強化するなど意向を強調した。