現職ホークル氏、大差でリード
34ポイント差、NY州知事選予備選
11月の中間選挙時に実施されるニューヨーク州知事選に向け、6月に予定される民主党予備選を巡り、現職のホークル知事が34ポイントの大差をつけてリードしていることが18日、シエナ大学が行った世論調査で明らかになった。ニューヨークポストが伝えた。
調査は今月9~13日に実施。ホークル氏は、民主党を支持するとした人の46%から支持を得て、シエナ大による昨年11月末~12月初旬の調査よりも10ポイント増やした。同調査で、ホークル氏に次ぐ18%の支持を集め、クオモ前知事のセクハラ問題に関する調査を指揮したジェームズ州司法長官が撤退した影響もあるとみられる。
ホークル氏以下は、デブラシオ前ニューヨーク市長(12%)、ウィリアムズ・ニューヨーク市政監督官(11%)、スオッジ下院議員(6%)、「わからない」が22%に上った。シエナ大関係者によると、ジェームズ氏の出馬取り下げで、ホークル氏の支持がほぼ半数になった一方、デブラシオ氏がジェームズ氏票の一部を取り込んでいるという。
ホークル氏は「牙城」の北部で、65%の支持を集め、圧倒的優位に立つ。一方、黒人からの支持をみると、ホークル氏は26%にとどまり、デブラシオ氏より10ポイント下回っている。調査全体でのデブラシオ氏への好感度は42%で、45%が好意的でないと回答した。
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