ブロンクス区の発砲事件で女児重傷 NYPDが犯行映像を公開

 

 

ブロンクス区の発砲事件で女児重傷

NYPDが犯行映像を公開

 

警察が公開した犯人の映像(NYPDの公式ツイッター(@NYPDTips)よりキャプチャ)




 ニューヨーク市警察(NYPD)は20日朝、ブロンクス区内で19日午後6時45分に起きた発砲事件の映像を公開した。この事件では女児が流れ弾にあたって重傷を負った。同日、ニューヨークポストが報じた。

 映像には、男が東198丁目とバレンタインアベニューの角を走って曲がりながら発砲する様子が映っている。NYPDによると、男は何者かを追いかけていた模様で、ハザードランプの点滅するSUV車まできたところで折り返すと、歩道を駆け足で逃げて行った。男が発射した2発の弾の1つが近くに駐車していた車の中にいた生後11カ月の女児の左頬に当たった。この女児は病院に搬送され、重傷だが状態は安定しているという。21日が1歳の誕生日だった。同乗していた32歳の母親にけがはなかった。


 NYPDのマコーマック本部長補佐は「市内でこのような事件が起こることは容認できない」と指摘。アダムズ市長も19日夜、この女児を見舞った後、現場に立ち寄り「この事件は我々に対する警鐘にほかならない」と話した。NYPDが犯人の行方を追っている。中肉中背で、ナイキのロゴ付きの黒っぽいフーディーを着用。灰色のスエットパンツに黒と白のスニーカーを履き、灰色の4ドアセダンに乗って逃げ去った。




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