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共同通信
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新型コロナウイルスの新規感染者数が22日、39都道府県で1日当たりの最大想定数を超えた。広島は4.4倍、島根は3.5倍。新変異株「オミクロン株」の猛威によって、流行「第6波」対策として都道府県が昨年策定した医療提供体制のシナリオを大きく上回った。国内の新規感染者数は5万人を突破し、5日連続で過去最多を更新。東京都は1万人を超えた。
厚生労働省がまとめた都道府県の最大想定数と自治体が22日に公表した新規感染者数を比較した。想定を最も大きな割合で上回ったのは4.4倍の広島。358人の想定に対し感染者数は1585人だった。