Published by
共同通信
共同通信
【モスクワ、パリ、ベルリン共同】緊迫するウクライナ情勢を巡り首脳外交を続けるフランスのマクロン大統領は8日、ウクライナの首都キエフでゼレンスキー大統領と会談した。会談後の共同記者会見で、ウクライナが自国に不利だとして修正を主張する紛争解決に向けた「ミンスク合意」の履行が「平和と政治的解決につながる唯一の道だ」と強調した。同合意を巡ってはロシアが履行を求めている。
2014年と15年に結ばれたミンスク合意には親ロ派武装勢力が実効支配するウクライナ東部地域を巡る紛争の停戦や同地域への一定の自治権付与が含まれる。ロシアとウクライナ、仏独の4カ国がまとめた。