Published by
共同通信
共同通信
【ブリュッセル共同】ベルギー紙レコーは11日までに、ベルギーと中国新疆ウイグル自治区を直行で結ぶ貨物便の新路線が開通したと伝えた。人権侵害を巡り欧州連合(EU)の制裁対象となっている企業がベルギーへの輸出に関与している疑いも指摘されており、批判が出ている。
レコー紙によると、ベルギー東部リエージュと自治区西部カシュガルを結び、1月18日に開通した。これまでにリエージュに3便が到着し、計75トン分の商品が届けられたという。3便ともマルタの会社が運行していた。
レコー紙は「商品が強制労働によって製造されたものではないかとの疑問が残る」としている。