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共同通信
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内閣府が15日発表した2021年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比1.3%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算は5.4%増だった。プラス成長は4~6月期以来、2四半期ぶり。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いていた時期で、緊急事態宣言の全面解除を受けて個人消費が回復した。
同時に発表した21年の実質GDPは前年比1.7%増で、3年ぶりのプラスとなった。ただ年明け以降はコロナの感染者が増えており、個人消費が再び停滞する可能性もある。21年10~12月期は、個人消費が実質で前期比2.7%増だった。