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共同通信
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【ニューヨーク、ワシントン共同】国連安全保障理事会は17日、緊迫するウクライナ情勢を巡る公開会合を開いた。会合でブリンケン米国務長官はロシアのラブロフ外相に書簡を送付し、外交解決に向け来週中の欧州での会談を提案したことを明らかにした。ロシアが虚偽情報を流し、侵攻の口実をつくろうとしているとして強い警戒感を示した。ロシアは欧州安全保障に関する要求を拒否した米国に対し「軍事技術的な措置を含む対応」を迫られると警告した。
ブリンケン氏は今週後半、G7外相会合などに出席。ロシアは20日までベラルーシで合同軍事演習を続けており、来週中の動きが注目される。