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共同通信
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トヨタ自動車が25日発表した1月の国内生産台数は、前年同月比32.2%減の16万2640台だった。コロナ流行に伴う部品調達難や半導体不足が響いた。世界生産は14.9%減の63万891台。国内、世界生産ともに2カ月ぶりに前年実績を下回った。
国内の生産台数は大幅減産で55.3%減に落ち込んだ昨年9月を底に回復基調が目立っていた。再び前年を割り込み、供給網が不安定な状況が影響した。
軽自動車を含めた1月の国内販売台数は13.3%減の11万371台で、5カ月連続の前年割れとなった。減産の長期化で供給が足りなかった。世界販売は1.7%減の75万2155台だった。