米大統領「独裁者に代償」

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共同通信
1日、ワシントンの米議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(UPI=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、上下両院合同会議で就任後初の一般教書演説に臨んだ。ロシアのプーチン大統領が進めるウクライナ侵攻を非難し「独裁者に侵略の代償を払わせなければ、さらなる混乱を引き起こす」と強調。ロシアの航空機に対し領空を閉鎖すると明らかにした。世界秩序が揺らぐ中「自由は常に専制政治に勝利するという揺るぎない決意」を示し、同盟結束で対抗する姿勢を鮮明にした。

 バイデン氏はプーチン氏が「自由世界の根本を揺るがし、屈服させられると思ったが、大誤算をした。世界から孤立している」と批判した。